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Race > Round5/6 Report
Round5/6  TWIN RING MOTEGI5/19-5/20
第5/6戦 ツインリンクもてぎ
ツインリンクもてぎ
レースレポート

第6戦決勝レポート

[2007/5/20]

コッツォリーノが初勝利

摩耗が進んだタイヤにも関わらず、全車が激しい攻防戦を展開







 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第6戦決勝レースが、20日(日)の午後0時55分から行なわれた。

 朝から明るく晴れわたり、絶好のレース観戦日和になった決勝日昼休みの直後、決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの栗原正之は加速に失敗し、フロントロウイン側のケイ・コッツォリーノが先頭に飛び出した。その後ろには予選3位の山本尚貴、予選6位から絶妙のスタートを決めた小林崇志が続き、栗原は集団に飲み込まれた。

 そして、全車が激しく場所の奪い合いをしながら3〜4コーナーに飛び込むと、中盤の集団で6台がからむアクシデントが発生した。そのためセーフティーカーがコースに入り、1周目のホームストレートには1列縦隊のパレードで帰ってくることになった。

 セーフティーカーは3周でピットレーンに入り、4周目から仕切り直しとなって、コッツォリーノと山本のトップ争いが開始された。その後ろでは、4番手の井口卓人が後半狙いの作戦に出たためにペースが上がらず、5番手の田中誠也は早めに前に出ようと激しく攻め立てる。そして、スタートを失敗した栗原がそのすぐ後ろにおり、やはり1周目にポジションを落とした国本京佑が7番手に続いていた。

 5周目、井口を攻めていた田中がミスを犯し、逆に栗原と国本に相次いで抜かれてしまった。栗原はさらに井口も抜き去り、6周目には4番手に上がった。一方、3番手でトップ争いをしていた小林にはジャンプスタートによるドライブスルーペナルティが課せられ、7周を終えてピットに入った小林は戦列を離れることになった。

 代わりに3番手になった栗原はファステストラップを記録しながら前方の2台に迫った。レース中盤までには、コッツォリーノを抜きあぐねて苦しむ山本のすぐ後ろに迫り、3台による激しいトップ争いとなった。この3台と少し離れて、井口、国本、田中の3台も4位争いの熾烈な接近戦を繰り広げるが、6台とも抜きどころの難しいツインリンクもてぎに苦しみ、なかなかポジションを変えるには至らない。

 そうこうしているうちに井口がペースを上げ、4位争いを引っ張る形で前の3台に追い着き、12周を終えた頃にはトップ争いは6台の集団に変わった。この戦いはレース終盤まで続くが、2番手の山本は最後までコッツォリーノを攻略することができず、結局コッツォリーノが先頭でチェッカーを受け、前日に続いて1年目の選手が初優勝を飾ることになった。

 その後ろでは、勢いに乗った井口が17周目に栗原をオーバーテイクして3番手に上がり、5位争いでは田中と国本がラスト2周で3回ポジションを入れ替えるという見応えのあるバトルを演じてみせ、レース終盤の見どころを作った。

 第6戦は磨耗が進んだタイヤで18周を戦わなければならなかったにもかかわらず、レース後半まで上位がばらけることなく、10秒の中に12〜3台が入っている状態が続き、選手たちのレベルが非常に向上していることをうかがわせた。
◆トップ3ドライバーのコメント
優勝:ケイ・コッツォリーノ (東京中日スポーツ賞受賞)
 昨日の悔しさは忘れて臨み、スタートは絶対に決められると自信はありました。パーフェクトではなかったけど、栗原くんが失敗してトップに出ることができたので自信がつきました。セーフティーカーが出たときは、ある意味いいチャンスで、気持ちを落ち着けることができて、何をすればいいかを考えてました。そのままだったら、ミスが多かったかもしれません。山本くんがいつもミラーに見えてて、プレッシャーはあったけど、後ろを気にしてミスをして負けてしまったことがあったので、絶対に同じことはしたくなくて、もうミラーを見ずにタイムだけ見るようにして、練習どおりに速く走ることだけを心がけました。(次の)富士は得意でもないんですが、気持ちの上でも技術的にも上がってきているので、頑張ります。ありがとうございます。

2位:山本尚貴
 今週は悔しいの一言です。昨日もポールから出て勝てたはずなのに賭けに負けたので、今日は気持ちを切り替えて行って、落ち着いていこうと心がけていました。でも、前半に攻めようと思っていたのが、セーフティーカーが入ってシナリオが崩れたりしたのと、ケイもすごくいい走りでまったくスキがなく、結局2位で終わってしまいました。何回かチャンスもありましたが、オーバーレブというドライバーが絶対にしてはならないミスを2、3回して遅れてしまい、抜くことはできませんでした。レースが終わって、ケイがみんなに祝福されてるのを見て、今はすごく悔しい気持ちです。この悔しさをバネにして、富士では絶対に勝てるようにします。

3位:井口卓人
 今週は練習から気持ちにはゆとりがあったんですが、トップとのタイム差がなかなか埋まらず、予選でも4位とか5位どまりでした。スタートは得意なんですが、この位置だとスタートで上がっても前にまだたくさんいるし、もてぎはとくに抜きにくいし、もっといいポジションからスタートできていればと思います。結果的にポジションを上げて3位表彰台に上ることはできましたが、やっぱり優勝がほしいので、とても悔しい気持ちです。やっぱり、予選からの組み立てが大事だと、今日のレースで改めてわかりました。富士はすごく走り込んでるコースで、モチベーションも高まっているので、練習から予選のために組み立て、予選から決勝のことを組み立てて、優勝を勝ち取りたいなと思います。

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