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Race > Round15/16 Report
Round15/16  TWIN RING MOTEGI10/20-10/21
第15/16戦 ツインリンクもてぎ
ツインリンクもてぎ
レースレポート

第16戦決勝レポート

[2007/10/21]

ポール・トゥ・ウインで山本が2連勝を飾る

国本京佑が3位に入りランキングトップを死守。チャンピオン争いは最終ラウンドへ





 16日(日)午前10時25分より、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第16戦決勝レースが行なわれた。

 よく晴れた行楽日和のこの日、午前11時20分に第16戦決勝スタートが切られた。ポールポジションの山本尚貴は最高のスタートを決め、トップのまま1コーナーに飛び込んでいく。上位のマシンもそれぞれが鋭く加速する中、6番グリッドの栗原正之はエンジンをストールさせ、最後尾近くまで順位を落としてしまった。

 4番手の国本京佑は、スタートの勢いに任せて前の山内英輝を攻略しようと試みる。しかし、山内も全力で2番手の坂本雄也を追いにかかっており、むしろコントロールラインに戻ったときには国本(京)に1秒の差をつけた。逆に国本(京)は、小林崇志と井口卓人の2台に真後ろまで迫られ、ここから3台による4位争いが始まった。ところが、4周目のヘアピンで井口が単独でコースアウトしてしまい、早くも戦いは国本(京)と小林の2台に絞られた。そしてこの2台のバトルは、レース終盤まで続くことになる。

 トップの山本は少しずつ坂本に差をつけていく一方、坂本は山内と1.5秒ほどの間隔を保ちながら走行していた。2、3秒離れて後ろに国本(京)と小林が続き、さらに数秒離れたところにケイ・コッツォリーノと千代勝正の2台がおり、激しい6位争いを繰り広げていた。ここに、国本(雄)と松井孝允による8位争いが少しずつ接近して、6位争いは次第に4台によって繰り広げられるようになった。

 レース中盤、バトルにならぬままこう着状態になるかと思われた2位争いが突然動いた。8周目にファステストラップを記録していた坂本が、9周目の90度コーナーでわずかに減速したのを見逃さなかった山内は、うまく前に出ることに成功して2番手に進出する。坂本は右リアのアームにトラブルが発生して、その後急速にペースを落とし、ずるずると後退。結局13周目にマシンを止めてしまうことになった。

 ここまでに山本は、山内に8秒ほども差をつけていた。山内はあきらめずにプッシュを続け、少しずつ差を詰めていくが、残り数周ではもはや手遅れである。結局、山本が磐石のレース運びで堂々のポール・トゥ・フィニッシュを果たし、昨日からの2連勝をものにした。2位には山内が入賞。そして、1周目から延々続いていた国本(京)と小林のバトルでは、最後まで国本(京)がひとつのミスも犯さず、まったくスキも見せない見事なレースぶりでポジションを守り切り、チャンピオンシップポイントの上でも貴重な3位入賞を果たした。

 一方、6位争いの集団では、6番手を走行していたコッツォリーノが11周目に90度コーナーでコースアウトを喫してしまい、代わりに6番手に進出した千代を先頭に国本(雄)、松井の3台の戦いになった。レース終盤、千代が国本(雄)を突き放して前方に離れていき、代わりに予選14番手から着々と順位を上げた田中誠也が後ろからここに加わる。国本(雄)、松井、田中の3台は最後まで接近戦を繰り広げたが、結局そのままの順位でチェッカーを受けた。また、スタートで25番手まで後退していた栗原は、必死の走りで終始順位を上げ続け、最終的に12位でゴールした。
◆トップ3ドライバーのコメント
優勝:山本尚貴 (東京中日スポーツ賞受賞)
 昨日に続き、地元で連勝できたことは本当にうれしいです。応援してくださったすべての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。スタートは今までで一番といっていいほどうまく決まって、昨日と同様、1周目から全力でプッシュして、絶対に守りに入らないという気持ちで走りました。その結果、少しずつ離れて、最後には大きなギャップになって、最高の形で勝てたんじゃないかなと思います。ただ、途中でミスもあり、本当に完璧というわけではなかったので、最終戦では完璧な走りをしたいです。ランキングにはあまりこだわらずに勝ちだけを狙って、勝った結果としてシリーズチャンピオンがついてきたらいいかなという感じで、残り2戦を全力で戦って、来年につなげられるような走りをしたいと思います。

2位:山内英輝
 ガレージやファンの皆さんが応援してくれた結果がこうなったと思うので、この場をお借りして感謝したいと思います。トップとは差があって、後半はファステストラップを狙おうと切り替えてプッシュしていました。途中、S字で飛び出してしまったりもしたんですが、攻める気持ちで行けたので、よかったと思います。今回は連日練習走行でトップタイムを出してきて、予選でつまづいてしまったので、次の鈴鹿では予選でうまく走れるようにしたいと思います。練習から予選と決勝のシミュレーションをしっかりしていって、準備をちゃんとしたいと思います。トップからスタートすれば、必ず勝てる力はあると思っています。

3位:国本京佑
 今回のもてぎでは練習から流れが悪くて、いつもは悩まないんですけど、本当に悩みました。その中で、いろんな人からの力をいただいて表彰台に立てたことは、自分にとってプラスになったので、たくさんの方に感謝したいです。まだシリーズランキングも1位だし、次回の鈴鹿ではいい流れを作って、連勝してチャンピオンを決めます。レースをしてる以上、勝ちに行くのは当たり前のことで、逆にあまり勝ちを意識したり気負ったりするといい結果が出ないので、いつもレースを楽しむようにしています。山本選手が連勝したからと意識せず、彼に限らず27台の中で自分より速い人がいたら、いつもそれより上に行くようにして、常にトップにいたいと思ってますし、誰にも負けないと信じて走るだけです。

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