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Race > Round13/14 Report
Round13/14  SPORTSLAND SUGO9/15-9/16
第13/14戦 スポーツランドSUGO
スポーツランドSUGO
レースレポート

第14戦決勝レポート

[2007/9/16]

国本雄資がポール・トゥ・ウイン

山本の追撃を振り切り、SUGO完全制覇。FCJ初の3連勝を飾る







 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第14戦決勝レースが、16日(日)の午前10時25分から行なわれた。よく晴れて夏のような日差しが降り注ぐ中、決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの国本雄資はじめ上位陣はきれいにスタートし、予選順位のまま隊列を作っていった。中団から後方は、いつものようにコース幅いっぱいに広がりながら激しくポジションを争うが、前日のようなアクシデントもなく1周目を終えようとしていた。

 そのときトップ集団では、最終コーナーからチャンスをうかがっていた3番手の山本尚貴が2番手八重樫啓太にストレートで並びかかり、1コーナーで豪快に抜いて2番手に進出。トップの国本(雄)とは1秒の差がついていたが、ここから2台の長い攻防戦が始まった。

 3番手に落ちた八重樫はこの2台から少しずつ離され、さらに4番手の糸田川和亮のペースがそれ以上に上がらなかったため、八重樫は次第に単独走行になっていった。そして、糸田川に引っかかるように6台ほどの4位争いが形成されていき、激しいバトルの中で軽い接触なども発生しつつ、順位はたびたび入れ替わった。

 さらに、7番手山内英輝と後ろの坂本雄也が13周目の1コーナーで接触してコースアウトし、2台とも戦列を離れた。こうした一連の混乱をうまく切り抜け、岩崎祐貴を交わして5番手に進出した久保田英夫は、ペースを上げて4番手糸田川に迫った。そして糸田川は、レース終盤まで久保田に激しく攻め立てることになる。

 その頃、トップの国本(雄)はずっと1秒以内の差で2番手山本からのプレッシャーに耐えていた。山本は6周目にファステストタイムを記録し、11周目には0.5秒差にまで国本(雄)を追い詰める。しかし国本(雄)も踏ん張って、12周目に山本のファステストタイムを更新し、決してスキを見せようとしない。そして次第に山本を引き離し、18周目には1.5秒近くまで差を広げた。

 だが山本もまた執念深く、最後まであきらめなかった。レース終盤に向けて再び差を詰めていき、あるいはゴール近くにバトルになるかとも思わせる展開になった。しかしラスト3周、0.8秒ほどまで差を詰められたところで国本(雄)も意地を見せ、それ以上は山本を近づけなかった。結局、国本(雄)はゴールまで逃げ切り、山本とわずか0.6秒差でトップチェッカーを受けた。2位には国本(雄)にプレッシャーを与え続けた山本が入賞。なお、国本(雄)はこれで、FCJでは初の3連勝を遂げたことになる。

 一方、単独走行をしていた3番手の八重樫は23周目にミスをして、スピンを喫してしまった。さらに、復帰しようとして痛恨のエンジンストール。これで目前の表彰台はふいになった。代わりに、4番手を走行しながら後ろの久保田からの厳しい追撃をしのぎきった糸田川が3位に入賞。2戦連続の表彰台獲得となった。中段から後方では、ケイ・コッツォリーノを先頭に5〜6台で12位争いが展開されていた。激しい接近戦の中、磨耗の進んだタイヤで攻め過ぎてコースアウトを喫し、戦列から脱落するマシンもたびたび発生。めまぐるしく順位を変えながらもコッツォリーノは最後まで生き残り、6位に入賞した。
◆トップ3ドライバーのコメント
優勝:国本雄資(東京中日スポーツ賞受賞)
 FCJ初の3連勝で、本当にうれしいです。応援してくださった皆さんに感謝します。ありがとうございました。ずっと山本君が近くにいて、すごくプレッシャーがあったんですが、そのプレッシャーをバネにして頑張ろうと思い、どんどんプッシュして100%の力を出し切りました。富士の前のインターバルで「このままじゃダメだ」と思ってすごく努力して、そこから自信がついて富士でいい流れを作ることができ、今週も自信を持って進めることができました。この後のレースでも、木曜から全力で頑張っていい流れを作り、ずっとプッシュして頑張ります。

2位:山本尚貴
 スタートはうまくいって、ポジションキープで始まったんですが、なんとしても昨日の借りを返そうと思い、2番手の選手を抜きました。そこまではよかったんですが、今一歩追い詰められないまま、このような結果になってしまいました。でも、昨日は自分のミスでマシンを壊してしまい、メカニックの方などに本当に迷惑をかけてしまったんですが、必死で直してくださって今日頑張ることができ、こうして表彰台にも乗ることができたので、本当に感謝しています。もてぎは地元で、たくさんの方が応援に来てくださると思うので、全力を尽くして優勝できるように頑張ります。とにかく早く一勝して、シーズン終わりにはいい状態になっていればいいなと思います。

3位:糸田川和亮
 今日はスタートも少し悪くて、前半のペースもすごく悪かったです。ドライビングにまだ問題があって、最終コーナーでアンダーがきつくて立ち上がりがうまくいかず、ペースも上がらなかったんですが、後ろに近づかれてからは気持ちを切り替えて、以前にアドバイスをもらってたようにラインを変えてみたりして、タイムを上げていきました。たぶん、そこで頑張ってミスもせずにポジションを守りきれたことが、3位を走ってた八重樫君がスピンして、結果的に表彰台に上がれることにつながったんだと思います。ドライビングがまだまだだと感じたので、もっと考え直して、これ以降のレースも頑張ります。

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