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Race > Round11/12 Report
Round11/12  FUJI SPEEDWAY8/25-8/26
第11/12戦 富士スピードウェイ
富士スピードウェイ
レースレポート

第12戦決勝レポート

[2007/8/26]

国本雄資が初優勝を飾る

2位には兄の京佑が続き兄弟1-2フィニッシュを達成






 まだ真夏と思わせる強い日差しと青空の下で、決勝レースのスタートが切られた。ポールポジションの山内英輝は、第11戦のスタート時のギアトラブルを修理した結果生じたクラッチミート感覚のわずかな違いに一瞬戸惑い、エンジンストールしてしまう。代わりにトップに立った予選2番手の国本雄資は早速全開で後ろを引き離しにかかり、その後ろに兄の国本京佑、予選5番手だった井口卓人、さらに予選7番手からジャンプアップした松井孝允、和田浩二、予選8番手から6番手に上がった中嶋大祐を引き連れてストレートに帰ってきた。さらに、1コーナーで3番手井口がミスを犯したところをすかさず松井が捕らえ、松井は3番手に進出する。

 この1コーナーで、1周目から4列5列に広がりながら格闘する中団の戦いが6〜7台の混乱と接触を生み、14位まで落ちていた山内は接触されてマシンにダメージを負い、戦列を離れた。一方、6番手の中嶋は和田を攻略して5番手に上がる。その少し後ろでは、予選16番手から躍進した9番手のケイ・コッツォリーノが前の大森弥を交わして7番手山本尚貴の後ろまで迫り、3周を終えたストレートで並びかけた。しかし、山本はこれを堪えてポジションを守り、さらにこの周に前の和田を抜いて6番手に進出。こうして、8位コッツォリーノまでが1秒弱の等間隔でトップ集団を形成することになった。

 レース中盤に入り、2番手国本(京)から4番手井口までの差が縮まってくる。8周目に井口は1コーナーで3番手松井に並びかけるが、松井も踏ん張って譲らず、2台は並んだままコカ・コーラコーナーに飛び込んだ。かろうじて順位を守った松井が先に100Rに入っていくが、2台のバトルはまだも続いていく。その間に5番手の中嶋もすぐ後ろに迫ってきて、今度は井口が激しく攻められる立場に立たされた。10周を終えたストレートで中嶋は井口に並びかけ、前に出ることに成功。その後、ヘアピンでは井口に抜き返されるが、ダンロップコーナーでまた前に出てと、2台は激しく順位を入れ替えながら一緒に最終コーナーを回ってきた。しかし、ここでは中嶋がなんとか踏ん張りぬいて、手にした4番手を守った。

 その間にトップの国本(雄)は順調に周回を重ね、トップ3台は1.5秒ほどの差でこう着状態になった。そこに4番手に上がった中嶋がじわじわと近づいていき、レース終盤に向けて井口とともに3台で3位争いを展開することになった。16周目に中嶋は自己ベストを出して松井に急接近するが、このチャンスの周に中嶋はミスを犯してしまい、逆に井口に攻め立てられることになった。そして再び中嶋と井口による激しいバトルが始まるが、タイヤがきつくなってヘアピンでとくにアンダー傾向に苦しめられていた中嶋は、18周目にもヘアピンでふくらんでピンチに陥った。ここはなんとか堪えた中嶋も、厳しい攻撃を最後までしのぎ切ることはできず、最終ラップのダンロップコーナーでふくらんだ隙を井口に攻略され、5番手に下がってしまった。

 結局、予選2番手から先頭に立った国本(雄)が落ち着いて21周を走り切り、うれしい初優勝を飾った。2位には、終始安定した走りで順位を守った兄の国本(京)が入賞。そして3位には松井が入賞し、前日に続いての表彰台獲得となった。

 一方、中団では序盤からの熱い戦いがレース中盤まで続き、その中で田中誠也が予選18番手から11位まで進出することに成功した。また、久保田英夫はタイヤが苦しくなる終盤までペースが落ちず、序盤に落としていた順位をいくつか取り返した上にファステストラップもものにした。
◆トップ3ドライバーのコメント
優勝:国本雄資 (東京中日スポーツ賞受賞)
 スタートがうまく決まって、山内選手が失敗したのでうまくトップに出ることができました。途中もずっとプッシュして走っていたら後ろが少しずつ離れていったので、気が楽になりました。兄が後ろにいて、少し安心できるような気持ちもありました。走ってて、とても気持ちよかったです。最高の日曜日になりました。でも、レース中にちょっとミスもあったので、その点をSUGOではうまくできるようにして、次も優勝したいです。

2位:国本京佑
 スタートで2位に上がれてから、途中後ろからのプレッシャーもありましたが、そこは緊張しないでリラックスするようにして、後ろを気にしないで走ることができ、大きなミスもなく2位でチェッカーを受けることができました。弟に負けたのは情けないし悔しいんですが、弟とワンツーが決められてうれしい気持ちのほうが大きいです。でも、次からは絶対に勝つ気持ちで練習から臨んでいって、弟にも他の人にも負けず、両方とも勝ちに行きます。

3位:松井孝允
 予選7番からだったので、追い上げることしか考えず、また昨日オーバーステアになった原因のブレーキバランスの課題などを頭に入れつつ走りました。小さなミスはありましたが、追い抜かれることもなく、自分の走りに集中して走れたのと、自分を信じてプッシュした結果がこの3位だと思います。菅生では、焦らず戦えれば結果につながると思うので、頑張ります。

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