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Feature > Paddock Report > 第7回 イコールコンディション管理 |
第7回 イコールコンディション管理(2)
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[2007/11/28]
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エンジンは一括メンテナンス |
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 パドックに設けられるFCJテント村。
車両性能を大きく左右するエンジンは、ニスモが一括メンテナンスして性能を揃えた上で各選手に抽選で配分される。1回配分されたエンジンはシャッフルが行なわれるまではそのまま使い続けることになる。シャッフルは、ガレージと車両を固定したうえで抽選を行ない、ドライバーをガレージに配分し直すという形式の「フルシャッフル」方式であり、ちなみに2007年シーズンはシーズン途中でフルシャッフルが1回行なわれている。
エンジン配分後も、各車が搭載しているエンジンについては走行セッション毎に収集されるロガーデータを全車について収集、エンジンメンテナンスを担当するニスモが全エンジンについてチェックを行なっている。このとき異常が判明したり、走行中にトラブルが発生したりした場合はFCJ事務局の判断でエンジン交換が行なわれる。この場合のコストは、障害の原因次第で選手負担となるか否かが決まる。
また、FCJでは走行中のオーバーレブがペナルティの対象になっており、走行後のロガーデータチェックを通してオーバーレブの度合いが判定され、度合いに応じたペナルティポイントが選手に科される。このペナルティポイントが全走行セッションを通して10ポイントまで加算された場合には、エンジンに特別な異常が生じておらずとも、深刻なトラブルを防止するため強制的にエンジン交換となる。この場合のコストは選手が負担することになる(当初のクラッシュデポジット(修理預り金)から引き落とされる。クラッシュデポジット金額をオーバーした場合は追加支払いが必要だ)。
ちなみに全走行セッションについて収集されたロガーデータはその後参加全選手に対して公開されるので、自分のデータとライバル車のデータを比較分析することが可能である。
 ロガーデータを元にエンジンの状態をチェックする。
厳密なことを言えば、レーシングカーが機械である以上、絶対的なイコールコンディションは存在しない。しかし、以上述べたように機械的に考えられるあらゆる管理をした上で、経験豊富なテストドライバーが全車について試乗、レース結果に関わるほどの個体差が生じていないかどうかをチェックしている。
セッティングについては、当初は一切変更禁止という規則であったが、シリーズ後半には一部のセッティング(全車一斉での変更)が許され、セッティングの変化が車両の動きにどんな影響を及ぼすかを学ぶ機会も選手に与えられるようになった。これもまた、基本的なイコールコンディションが実現してこそ大きな効果がある練習方法である。イコールコンディションが世界にも類を見ないレベルで維持され、開催されるレースがFCJなのである。
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